新しいいのちと祝福

私ごとになりますが、先月孫が生まれました。

長くナチュラリゼーションを続けていらした受講生の皆さまには、新生児の脊髄や脳幹レベルの反射などにについてのお話も交えながら、時折リアルタイムの発達の様子やそこから気付いた事、考えた事などをお伝えしたりもしています。

この世界に生を受けたばかりの赤ちゃんが胎児の頃から既に持ち合わせている、あるいは生後すぐに出現した栄養を摂ったり危険を回避するための脊髄レベルの反射や、重力に適応したり生理的屈曲から解放されるため、また四つ這いの姿勢を保つ達を促すための脳幹レベルの反射など、私自身が子育てをしていた頃とは違う立場から、そしてナチュラリゼーションの体験も踏まえながら改めて目の当たりにすると、私たちはちゃんと学べるように生まれてきているのだという実感もひとしおですし、しみじみと湧いてくる生命や自然へのリスペクトの感覚もあり、孫との時間にもまた少し違う豊かさを授かっている気がします。

「別冊日経サイエンス 認知科学で探る心の成長と発達」という本の中に、

赤ちゃんや幼児は単なる未完の大人ではない。変化し、創造し、学び、探求するために、進化によって極めてみごとに設計されている。このような能力こそが人間の本質で、人生の最初の数年間に純粋な形で表れる。

という言葉がありました。

今まさにそのような過程にある姿を見守り、そしてそれを間接的にでも、ナチュラリゼーションの時間を共に過ごしてきたみなさまと共有できる貴重な機会を授かれたことを幸いに思います。

受講生の皆様からとても素敵なソープカービングのお祝いを戴きました。丹誠込めて制作してくださった想いが色彩や香りとともに広がってきます。ありがとうございます。

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